最難関試験の合格証がカギ
医療事務として働いているけど、給料や勤務時間など待遇に不満がある。
そんな時はもっと良い待遇の職場に転職を考えるのが良い。
しかし、ただ転職をしただけではほとんど待遇が変わることはありません。
何かアピールできるものを用意する必要があります。
そこでうってつけなのが、診療報酬請求事務能力認定試験の合格証です。
診療報酬請求事務能力認定試験は医療事務の試験では最難関。
合格証を持っているとそれだけで給料が上がったり、勤務時間を優遇してくれることがあります。
転職先との面接で、それまでの実務経験に加えて合格証を示すことができれば、採用だけでなく待遇に関する交渉も有利に。
診療報酬請求事務能力認定試験は、医療事務の実務経験者であれば過去問をたくさん解いていくだけでも合格可能。
不安であれば経験者向けの通信講座もあるので、利用してみると良いでしょう。
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未経験者が医療事務に転職するなら必須
全くの別の業界から医療事務への転職を目指す場合、診療報酬請求事務能力認定試験は必須とも言える資格です。
既に書きました通り、より好待遇な転職を成功させるには医療事務の最難関試験を突破していることが大事なポイント。
資格よりも経験を重視される業界の医療事務なので、全くの未経験な上に資格もないとなるとまず採用されません。
診療報酬請求事務能力認定試験については実務経験者レベルの技術を持っていなければ合格できないため、合格しているだけで採用の可能性はとても高くなります。
採用担当者がわかっている人であれば、未経験から診療報酬請求事務能力認定試験に合格するための努力についてもしっかりと評価してもらえるでしょう。
転職をより確実に成功させるためにも、取っておくべき資格です。
採用されずにいくつもの病院を回って時間を無駄にするようなことにならないためにも、事前に取っておきましょう。
7月と12月の年に2回しか試験は行われていないので、しっかりと計画を立てて臨むべし。
プラスアルファの資格を取得して差別化する
診療報酬請求事務能力認定試験だけでも医療事務として働くには十分な資格ですが、当然、持っている人は他にもたくさんいます。
そんな中で、より優れた人材だとアピールするためには、プラスアルファの資格を取得して差別化することが有効になってきます。
プラスアルファの資格としては、医療秘書などの関連資格はもちろんのことですが、他の分野でも考えてみると面白いです。
例えば、インテリアコーディネーター。
その知識を活かして、病棟や外来エリアのインテリア環境を改善し、患者さんやそこで働く人たちのクオリティオブライフを上げることができます。
他にもアロマテラピーなら、入院患者さんを香りによって癒すこともできるでしょう。
こういった資格を持っていれば、間違いなく評価されます。
給料面で待遇が良くなるかどうかは職場次第ですが、あなた自身の自己評価も上がることで、よりやりがいを感じながら働けることでしょう。