医療事務の資格として知名度はありますが…
メディカルクラークは持っていても、就職に特に有利にはなりません。
メディカルクラークは日本医療教育財団が行っている医療事務技能審査試験に合格するとの与えられる資格です。
医療事務講座で有名なニチイが取得を推奨する資格のため知名度はあります。
しかし、就職に有利になるほどの資格かと言うとそうではありません。
医療事務の就職において、基本的に重視されるのは持っている資格よりも実務経験。
メディカルクラークの資格を持っていたとしても、未経験では評価されることはないです。
未経験の資格所持者より、経験ありの無資格者の方が評価されるのが現実。
持っているだけで有利になるわけではないので、医療事務の就職のために目指すべき資格ではありません。
取るとしても、あくまで基本が身に付いたかどうかの確認と言った軽い気持ちで良いでしょう。
ただ、例外として持っていれば未経験でも評価される資格も存在します。
就職に有利になる医療事務の資格
それは、診療報酬請求事務能力認定試験です。
厚生労働省が認定している、医療事務分野で唯一の公的資格。
合格率は3割弱と低く、難易度は最高レベル。
実務経験がなくても、経験者同等のスキルがあると見なされる資格です。
つまり、持っているだけで就職に有利になると言うこと。
試験は年2回、少ないチャンスをものにしなければなりません。
万全の対策をしておくべきです。
独学よりもスクールに通う、もしくは通信講座を受講してしっかりと人に教わるほうが確実。
教育大手のヒューマンアカデミーは、通学と通信講座どちらも行っています。
通信講座であっても専門家への質問ができますし、通学に比べ安価なのでオススメ。
メディカルクラークを目指すニチイと比べても、費用は2万円弱しか違いません。
2万円弱の差で確実に就職に役立つ資格が取れるなら、選ぶべきはどちらなのか明白です。