在宅試験=誰でも受かる
医療事務の資格は在宅試験で取ることができるものがあり、その手軽さから人気があります。
就職に有利になる資格が自宅にいながら取れると思えば人気になるのも当然ですが、果たしてその資格は本当に就職で有利になるのでしょうか。
資格と言うだけで詳しく調べずに、簡単に取れそうだからとりあえず取っておこうと考えるのは止めるべきです。
いざ就職しようとした時、無駄になるかもしれません。
少し考えればわかることですが、在宅試験ではテキストが見放題、つまりカンニングし放題。
落ちる方が難しいくらい、誰でも受かる試験です。
そんな試験で取れる資格って、評価されると思いますか?
実際、面接に行っても評価されることはまずありません。
医療事務においてはほとんどの場合、資格よりも経験が重視されるので、在宅試験で取れる資格を持っていても未経験では素人同然と見なされます。
何のアピールにもなりませんし、雇ってもらいやすくなることもありません。
働くために医療事務の資格を取るなら、在宅試験のものではなく、ちゃんと就職で評価されるものを選ぶべきです。
特に資格がなくても働ける医療事務ですが、厚生労働省に認可されている公的資格が1つだけあります。
それは、診療報酬請求事務能力認定試験です。
診療報酬請求事務能力認定試験は、在宅ではなく全国各地の試験会場での受験。
時間は3時間と長丁場に感じるかもしれませんが、受験生の多くが短く感じたと話すほどで、正確に全問解くにはむしろ足りないくらい。
最高峰と言われる難易度であることから合格者は経験者並みのスキルがあると見なされ、医療事務の資格で唯一、面接で評価されると言われています。
診療報酬請求事務能力認定試験に挑戦するなら、相応のしっかりとした勉強をすべきです。
勉強法としては独学や専門学校などへの通学、通信講座があります。
どの勉強方法を選ぶかですが、簡単に言えば、
- 最も費用がかからないけど面倒なのが独学
- 費用は高いけど手厚いサポートが魅力の通学
- その中間的な存在が通信講座
となります。
中でも、通信講座は比較的安価ながら質問への回答はしっかりしてくれますし、就職でのサポートもあることを考えると、一番おすすめです。
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